SonicWALL、アプライアンスにウイルス対策機能を追加

SonicWALLは、セキュリティアプライアンス「SonicWALL TZ 170シリーズ」「同PROシリーズ」のOSをアップグレードし、ウイルス対策機能を追加する。

» 2004年12月10日 19時02分 公開
[ITmedia]

 SonicWALLは12月10日、ファイアウォール/VPNアプライアンス「SonicWALL TZ 170シリーズ」「同PROシリーズ」のOSをアップグレードし、ゲートウェイ型のウイルス対策機能を追加することを発表した。

 SonicWALL TZ 170/PROは、ファイアウォールやVPN、不正侵入検知/防御(IPS)といった機能を搭載したオフィス向けのセキュリティアプライアンス製品。専用OS「SonicOS 3.0 日本語版」に、新たに開始されるサービス「SonicWALL Gateway Anti-Virus/Intrusion Prevention Service」を組み合わせることで、ゲートウェイでのウイルス対策機能を実装できる。

 SonicOS 3.0 日本語版には、「Standard」と「Enhanced」の2種類があり、ウイルス対策ゲートウェイやダイナミックDNSのサポートといった機能拡張が図られている。またEnhanced版ではこれらの機能に加え、RBL(リアルタイム・ブラックホール・リスト)と連携してのスパムフィルタリングやActive Directory/LDAP認証のサポートが実現された。SonicWALL PRO 4060/5060プラットフォームでは、802.1q VLANやOSPF/RIP対応も可能だ。

 SonicOS Standard 3.0は2005年1月中旬より、またSonicOS Enhanced 3.0は2月中旬より提供が開始される。SonicWALL Gateway Anti-Virus/Intrusion Prevention Serviceの提供も同時期からで、価格は、TZ 170(10/25ノード用)向けの年間ライセンスが3万4000円から。

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