チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは、スパイウェア検出機能などを加えたSSL VPN製品の新バージョン「Check Point Connectra 2.0」を発表した。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは1月14日、SSL VPN製品の新バージョン、「Check Point Connectra 2.0」を発表した。
Connectraは、専用クライアントをインストールせずとも、SSL対応のWebブラウザから安全なリモートアクセスを可能にするSSL VPN製品。アプリケーションレベルでWebサーバ/Webアプリケーションを保護する「Web Inteligence」や「Application Inteligence」といった技術を搭載している点が特徴だ。
新バージョンでは、SSL VPN経由でアクセスしてくる端末のセキュリティ状況を検査し、スパイウェアがインストールされていないかどうかを検出する機能が加わる。また必要に応じて、同社のパーソナルファイアウォール/エンドポイントセキュリティ製品「Check Point Integrity」をインストールするようなポリシーを設定することも可能だ。
また、インターネットカフェやキオスクなど、企業の管理下になく不特定多数が利用するようなPCからSSL VPNでアクセスする際には、情報漏洩のリスクがともなう。そこで他のSSL VPN製品同様、セッションデータの暗号化やキャッシュの消去を行う機能をサポートした。
加えて、これまでのアプライアンス形式での提供に加え、PCやサーバにインストールして稼動させるソフトウェアタイプの「Connectra SW」も提供されることとなった。
Check Point Connectra 2.0の価格は128万円から。
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