米国赤十字を名乗る「津波支援」フィッシング詐欺

スマトラ沖津波に便乗し、米国赤十字のWebページをかたったフィッシング詐欺サイトが現れた。

» 2005年01月17日 18時59分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のF-Secureによれば、先週の週末に米国赤十字のWebページをかたったフィッシング詐欺サイトが現れたという。www.american-redcross.orgのドメインを使い、スマトラ沖津波被害者への寄付を募り、寄付をしようとする人のクレジットカード番号などの個人情報を盗み出そうとしていた。

 正しい米国赤十字のサイトは、www.redcross.org。ドメインは1月15日夜に登録され、現在はシャットダウンされている。このため被害は最小限に抑えられたかもしれないとF-Secureは推測している。

 このフィッシングサイトでは、クレジットカード番号だけではなく、PINコード(4桁の暗証番号)までも求めていたという。

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