日本IBM、POWER5を搭載したLinux専用低価格サーバを発表

日本IBMは2月2日、POWER5プロセッサを最大2個搭載可能なLinux専用サーバを発表した。2月18日から出荷予定。

» 2005年02月02日 14時50分 公開
[ITmedia]

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は2月2日、POWER5プロセッサを搭載した低価格なLinux 専用サーバ「IBM eServer OpenPower 710」を発表した。2月18日から出荷予定。

 同製品は、CPUにPOWER5 1.65GHzを最大2個搭載可能な2Uサイズのラックマウント型。メモリは最大32Gバイト、HDDは最大587Gバイト搭載可能。動作OSとしては、「Novell SUSE LINUX Enterprise Server 9 for POWER」および「Red Hat Enterprise Linux Advanced Server 3 for POWER」が用意されている。

 オプションのマイクロ・パーティショニングを使用して最大20個のダイナミックLPARを構成することで、物理サーバ内に複数の仮想サーバを作ることができるほか、こちらもオプションで提供される仮想化機能により、プロセッサ、メモリ、ディスク、イーサネットLANなどの物理リソースと通信を共有できる柔軟性が提供される。

 また、同製品の拡販のために、ソリューション・プロバイダー、システム・インテグレーター、Linux向けのアプリケーション開発をしているソフトウェア開発会社などを対象に、研修、情報提供、技術相談などの支援を提供するパートナー・プログラムを開始し、各社との協業を促進していく予定であるとしている。

 価格は、1Way構成で46万2,500円から、2Way構成で65万900円から。

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