テクモ、人気ゲームハッキングでサイト管理者ら提訴

「Dead or Alive」などの人気ゲーム発売元テクモは、ゲームをハッキングされたとしてサイト管理者らを提訴した。

» 2005年02月10日 09時03分 公開
[ITmedia]

 インターネットの掲示板を使って人気ゲームをハッキングされたとして、テクモの米国子会社がサイト管理者らを相手取り、著作権侵害で米シカゴの連邦地裁に提訴した。

 同社によれば、ハッキングの被害に遭ったのはXbox向けの人気ゲーム「Ninja Gaiden」「Dead or Alive」シリーズなど。サイト管理者のマイク・グレイリング氏ら複数の被告が、同社のテレビゲーム用のプロプライエタリソフトの意図的な侵害をそそのかす目的でフォーラムを開設、コンテンツの作成やホスティングにかかわったと訴えている。今後広範な調査を続け、この問題に関与した全員を特定する意向。

 訴訟では、コピー防止措置の解除はデジタルミレニアム著作権法(DMCA)違反に当たるとも指摘。被告に対する禁止命令と損害賠償の支払いを求めている。

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