OracleからMicrosoftのVisual Studio .NET対応の開発ツールβ版がリリースされた。Windowsプラットフォーム上で、OracleのDatabase 10g用のアプリケーションを開発・導入できる。
米Oracleは2月9日、Microsoftの「Visual Studio .NET」のプラグインコンポーネントとなる開発ツール「Oracle Developer Tools」のβ版をリリースした。このツールでは、Visual Studio .NET 2003を利用しているデベロッパーがWindowsプラットフォーム上で、OracleのDatabase 10g用のアプリケーションを開発・導入できる。
Oracleは昨年、MicrosoftのVisual Studio Industry Partner(VSIP)プログラムに加盟。今回のツールはOracle DatabaseとVisual Studio .NETの統合を深めるもので、10gを使っているWindowsデベロッパーの生産性向上につながると説明、双方の顧客およびOracle/Windows開発者コミュニティーのニーズに対応する姿勢を裏付けるものだとしている。
Oracle Developer Toolsは同社サイトからダウンロードできる。製品版は4〜6月期中にリリース予定。Windowsに対応したOracle Database 10g Release 2も今年半ばをメドにリリースを予定している。
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