米小売店から18万人のクレジットカード情報流出

米小売店を利用した顧客18万人のカード情報が流出した可能性があるとして、英銀行HSBC Bankが該当する顧客に通知した。(IDG)

» 2005年04月15日 08時27分 公開
[IDG Japan]
IDG

 英銀行のHSBC Bankはクレジットカード顧客18万人以上に対し、米国の小売店で起きたセキュリティ問題によりカード情報が盗まれた可能性があると通知した。

 HSBCの広報が4月14日明らかにしたところでは、書簡は13日、この店で買い物をしたMasterCard顧客宛てに送付した。英国のHSBCでは問題の小売業社名の公表は避けているが、14日のWall Street Journalオンライン版では「問題に詳しい筋」の話として、Polo Ralph Laurenだと報じている。

 「この問題についてできる限り早期に顧客に知らせることが重要だとHSBCでは判断した」と同社広報。カード取引の過程で問題が起きたのは同行側ではなく、小売り側だとHSBCは強調している。セキュリティ問題の内容については捜査中だという。

 米Polo Ralph Laurenのコメントは得られていない。

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