Microsoft決算、利益ほぼ倍増

Microsoftの1〜3月期決算は、サーバ/ツール事業の堅調に支えられ、純利益1株当たり23セント(訴訟費用の5セント込み)で前年同期からほぼ倍増した。

» 2005年04月29日 08時44分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftが4月28日発表した同社第3四半期(1〜3月期)決算は、売上高が前年同期から5%増の96億2000万ドル、純利益は25億6000万ドル(1株当たり23セント、訴訟費用の5セント込み)となり、前年同期の13億2000万ドル(同12セント、訴訟費用17セント込み)から利益がほぼ倍増した。

 サーバ/ツール事業が12%増と堅調で、業績の伸びを後押ししたとMicrosoftは説明。特にSQL ServerとExchange Serverは2けた台の増収となっている。

 モバイル/組み込みデバイスは、Windows Mobile製品の需要が堅調で31%の増収。Windows Mobileのライセンス収入は前年に比べ倍以上となった。

 Windowsを担当するクライアント部門と、Officeを手掛けるインフォメーションワーカー部門の収入は微増。Xboxのホーム・エンターテインメント部門は売り上げを伸ばした半面、インターネット事業のMSNは減収となった。

 4〜6月期の売上高予想は101億〜102億ドル、1株利益は27〜28セント。6月までの通年では売上高433億〜441億ドル、1株利益は1.26〜1.30ドルを予想している

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