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» 2005年06月13日 02時00分 公開

Keri's Business English Clinic:SEもEnglish(9)――「Q&A: 相手の依頼を上手に断る方法は?」

外国で、英語で、お断りをする場合に使う英語。(特集:顧客満足度ナンバーワンSEの条件)

[光藤京子,ITmedia]

Q)アメリカ人の仕事上での知り合いが会いたいと言ってきています。間接的に断っているつもりなのですが、どうも相手に通じないようです。何とか上手に断る方法はないでしょうか?

A)相手が欧米人でしたら、ちゃんと理由を言って断わることです。日本人的な「察し」は通じませんので、「会いたいような会いたくないような・・・」というような生返事はよくないと思います。ただし、決定的な理由がない場合はちょっと困りますね。そういう時は、もっともらしい理由を作り、相手の面子をつぶさない工夫も重要かもしれません。

 要は、英語そのものよりも、相手とコミュニケーションをどう上手く取るかが大切なんだと思います。以下に、相手の面子をつぶさない上手な断り方の1例を挙げます。

I'm delighted to hear that you are visiting Tokyo this coming Friday.

 と、とりあえず、相手が来ることに歓迎の意を表しておきます。

 次に、何とかもっともらしい理由をつけたいところですが、特に理由がない場合は、先約があると断ることです。

But unfortunately, I have a previous engagement on that day.

 また、もっと親しい間柄なら、具体的な理由を挙げてもいいですよね。大阪への出張で仕事が溜まっていることを理由にして、

As you know, I was on a business trip to Osaka last week, which makes my schedule extremely tight this week.

 最後に、I'm sorry about this time, but I look forward to seeing you on another occasion. とフォローしておけば完璧でしょう。

 また、プライベートな理由も、結構家族を大事にする欧米人には効くかもしれません。実は私自身、先月アメリカから来る友人が会いたいと言ってきたのですが、時間的な余裕がなく、何とか上手に断る方法はないものかと考えていました。

 そこで、ちょうど家族のうち二人が海外から戻ってくる週であることをメールに書いてお断りしました。すると、次のようなナイスな答えが返ってきました。ただ忙しいというのでは感じが悪いですが、具体的な理由を述べれば説得力もあるし、相手も嫌な気がしません。お互い、相手の面子をつぶさないことが大事かなと思います。(以下、そのまま引用)

I understand perfectly, Keri. I am glad that some of your family will be coming home for the weekend, that is a happy thing for certain. I will take the liberty of calling on you again when I am in Tokyo next time.

映画の中から役に立つ一言

 「ハート・オブ・ウーマン」より。コーヒーショップで働くローラをニックが誘うのですが、その時、ローラが次のように嘆きます。

"I'm stressed. I have a lot on my plate."(ストレスのかたまりよ。やることがスゴイたくさんあって)

 〜on my plateという表現は、「手一杯で余裕がない」という意味です。I have a lot on my plate at the moment. Can we talk about it later? というふうに、ビジネスでも使えますよ。


 この記事は、メールマガジン「B-zine」の内容を新たに加筆して掲載しています。 

光藤京子(みつふじきょうこ)


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