アルゴリズムを刷新した新検索エンジン「MSNサーチ」正式版の公開が決まった。IEをタブブラウザ化できるデスクトップ検索対応ツールバーの日本語版も無料公開する。
マイクロソフトは6月23日、アルゴリズムを刷新した新検索エンジン「MSNサーチ」正式版を6月25日から公開すると発表した。Internet Explorer(IE)をタブブラウザ化できるデスクトップ検索対応ツールバーの日本語版も無料ダウンロード公開する。
新「MSNサーチ」は、GoogleやYahoo!に対抗するために米MSが開発し、日本でも昨年11月にベータ公開した(関連記事参照)。Webのほか、ニュースや辞書、コンピュータ用語辞典、オンライン百科事典「エンカルタ」などから検索可能。検索対象はプルダウンメニューから選べる。デスクトップサーチを導入すれば「デスクトップ」のメニューが追加される。
同一ドメインの検索結果をまとめて表示する機能や、入力語句に似たキーワードを検索候補として表示する機能を搭載。キャッシュの閲覧にも対応した。
「MSN サーチ ツールバー with Windows デスクトップ サーチ」は、PC上のテキストや画像、メール、音楽ファイルなどを検索できるツールバー。デスクトップ上やOutlook、IEの検索窓から利用できる。アドインツールを導入すれば、検索対象のファイル形式を増やせる。
検索結果の要約をプレビュー表示する機能や、IEをタブブラウザ化する機能、IEでポップアップウィンドウを非表示にする機能も備えた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.