総務省、個人情報保護法違反でケイ・オプティコムに厳重注意

5月にケイ・オプティコムが個人情報を漏えいした問題で、総務省は7月5日、再発防止に努めるよう同社に厳重注意した。

» 2005年07月06日 08時43分 公開
[ITmedia]

 5月にケイ・オプティコムが1万2000件の個人情報を漏えいした問題で、総務省は7月5日、再発防止に努めるよう同社に厳重注意した。

 同省は、漏えいの概要や経緯、従来の個人情報管理体制など事実関係の報告を求めていたが、6月に行われた報告によると、個人情報の持ち出し時の措置や従業者が順守すべき事項が明確にされておらず、セキュリティ対策などにも不備があると認められた。

 個人情報保護法および「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン」の安全管理措置義務などに違反するとして、再発防止に努めるよう厳重注意とした。

 ケイ・オプティコムは、5月14日に社員が業務上個人情報を含むHDDを持ち帰り、帰宅途中に紛失。HDDには1万1934人分の個人情報が含まれていた。

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