デルは、PowerEdgeサーバとストレージ、オラクルのデータベースソフトウェアと導入サービスのパッケージ製品にWindows版を追加し、販売を開始した。
デルは7月13日、中堅/中小企業を対象に、「PowerEdge」サーバとストレージ、グリッド技術を組み入れたオラクルのデータベースソフトウェア「Oracle Database 10g」を組み合わせ、導入支援サービスを含めてパッケージ化した「Dell SE RACパッケージ」Windows版の販売を開始した。
デルは2004年7月より、同社製サーバとストレージにOracle DBを組み合わせたLinux版の「Dell SE RACパッケージ」を販売している。今回リリースされたのはそれをWindows環境で実現するもの。
これまで行ってきた検証/導入実績をベースに、Windows版のOracle Real Application Clusters for Standard Edition(SE RAC)環境をパッケージ化し、デル・プロフェッショナル・サービス事業部(DPS)によるコンサルティングサービスを組み合わせて提供する。これにより、顧客が自らシステム検証や導入作業を行うことなく、短期間かつ低コストで無停止型システムを構築できるとしている。
Dell SE RACパッケージ Windows版には、PowerEdge 2850サーバ2台とファイバチャネル対応のストレージ「Dell|EMC CX300」が含まれ、Windows Server 2003とOracle Database 10g/Oracle Real Application Clusters 10gを組み合わせている。各種設定/動作確認サービスも含まれ、価格は10ユーザーで1300万円から。
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