マイクロソフトは、Windows OSに加え、Officeや主だったサーバ製品向けのセキュリティパッチを一括して提供する「Microsoft Update」の正式スタートを明らかにした。
マイクロソフトは7月14日、Windows OSだけでなく、Officeやサーバ製品など、主だった同社製品のセキュリティパッチを一括して提供するサービス「Microsoft Update」の開始を正式に明らかにした。サービス自体は6月より動作が確認されていたが、マイクロソフト側から公式にアナウンスされたことになる。
Microsoft Updateは、これまでWindows OSやInternet Explorer向けのパッチを提供してきた「Windows Update」の後継サービス。従来はOffice Updateを利用したり、ダウンロードセンターから個別に入手する必要のあったパッチについても、単一のWebサイトから入手できるようになる。これに、既に提供済みの自動更新機能を組み合わせることで、パッチの自動適用を継続的に行えるとしている。
Microsoft Updateでは
および今後の後継製品向けのパッチが配布される。それ以外の製品については、個別にダウンロードして適用する必要がある。
初めてMicrosoft Updateを利用する場合、これまでのように「スタートメニュー」やInternet Explorerの「ツール」からWindows Updateを選択するだけでは、従来のWindows Updateにアクセスすることになる。Windows Updateの画面にはMicrosoft Updateへのリンクが用意されており、これをクリックしてMicrosoft Updateを利用すると、以後はこれらのメニューから直接、Microsoft Updateにアクセスするようになる。
なおMicrosoft Updateの利用に当たっては、Windows Genuine Advantage プログラム」によるライセンスの確認が必要という。
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