沖電気、ネットワークインテグレーション事業に特化した子会社設立

沖電気工業は7月21日付けで、IP電話システムの構築をはじめとするネットワークインテグレーション事業に特化した「沖電気ネットワークインテグレーション」を設立した。

» 2005年07月21日 18時12分 公開
[ITmedia]

 沖電気工業は7月21日付けで、IP電話システムの構築をはじめとするネットワークインテグレーション事業に特化した子会社、「沖電気ネットワークインテグレーション」を設立したことを発表した。

 新会社の資本金は1億円で、出資比率は沖電気が80%、沖電気カスタマアドテックおよび沖ウィンテックがそれぞれ10%。代表取締役社長には松下政好氏が就任し、従業員は当初210名でスタートする。

 沖電気ネットワークインテグレーションでは、沖電気グループが提供してきたIP電話システム「IP CONVERGENCE Server SS9100」やIP映像システム「OKI Media Server」といった製品群に、これまで蓄積してきたネットワーク構築のノウハウを組み合わせ、コンサルティングから設計、構築、保守、運用までをワンストップで提供していく。

 特に、音声とデータ、映像という3種類の通信を1つのIPネットワークに統合する「トリプルプレイ」の実現に注力するほか、移動網/携帯電話や業務アプリケーションとの連携、融合を視野に入れたシステム構築を支援していく。同社では初年度100億円の売り上げを目指す。

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