楽天市場店舗からカード番号含む個人情報123件が流出

「楽天市場」に出店している1店舗から、クレジットカード番号を含む123件の個人情報が流出。カードの不正使用は見つかっていないという。楽天は警察に相談し、流出経路を調べている。

» 2005年07月23日 23時55分 公開
[ITmedia]

 楽天は7月23日、「楽天市場」に出店している1店舗から、クレジットカード番号を含む123件の個人情報が流出したのを確認したと発表した。カード番号の悪用などは現時点では確認されていないが、楽天は警察に相談した上で流出経路などの調査を進めている。

 楽天によると、個人情報の流出が確認されたのは、センターロード(東京・足立)が運営する輸入品販売ショップ「AMC」。流出情報は、同社が取り引きした客の名前、住所、電話番号、購入商品、生年月日、クレジットカード番号が含まれていた。

 楽天に一部マスコミから情報流出について照会があり、調べたところ流出を確認したという。情報流出は同店のみで、他店舗からの流出は確認されていないという。

 同店のこれまでの受注件数はのべ約9万4000件、クレジットカード利用件数は約2万1000件。流出番号による不正利用は現時点では見つかっていないが、主要カード会社に対し不正取り引きが起きていないかどうか調査を依頼した。過去、同店から商品を購入したユーザーに対し、心当たりのない請求やダイレクトメール、電話勧誘などについて注意するよう呼び掛けている。

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