Intelは6月に韓国の市場監視当局から、リベートとマーケティングプログラムに関連した文書の提出を要求されたことを明らかにした。(IDG)
韓国の公正取引委員会がIntelに対し、リベートとマーケティングプログラムに関連した文書の提出を要求した。Intelが米証券取引委員会(SEC)への提出書類で8月8日明らかにした。この問題で同社はこれまでに、米国と日本でも調査を受けている。
Intelによれば、6月に韓国の市場監視当局から、同国のPCメーカーとの交渉に関連した資料の提出を求められ、これに従っているところだという。
Intelと競合するAMDは6月にIntelを相手取って米国で独禁法訴訟を起こし、IntelがPCとサーバからAMDのプロセッサを排除する目的でマーケティング予算を不正に利用したと訴えている。
Intelのマーケティングプログラムについては欧州委員会でも調査を進めており、先月には欧州のIntelおよびPCメーカーのオフィスで捜索が行われた。
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