反MSグループがVista阻止に立ち上がる

「マイクロソフトと戦う委員会」が、日常的にバグ修正の必要のあるWindowsは欠陥商品だとし、Vistaにバグがないことについて無制限の保証を求めていくことを明らかにした。

» 2005年08月10日 10時30分 公開
[Ed Oswald,eWEEK]
eWEEK

 2006年のイリノイ州知事選に共和党から挑む公益法律家が、「バッドコード」と呼ぶWindows次期バージョンのリリース阻止に向けて立ち上がった。

 Committee to Fight Microsoft(マイクロソフトと戦う委員会)のアンディ・マーチン氏は8月9日、Windows Vistaのリリースを阻止する考えを明らかにした。セキュリティの脆弱性を引き起こすバグがないという無制限の保証をマイクロソフトに求めていくとしている。

 「ビル・ゲイツ氏は、大衆の利益を損なう製品を販売している。そして、彼は欠陥だらけのコードから無数の欠陥と脆弱性を修正しながら、長年にわたってわれわれを実験台として考えてきたのだ。これは一般大衆を欺く行為だ」とマーチン氏は主張する。

 「公の企業として許されない振る舞いだ。Windows XPがリリースされてから4年以上、私は依然として日常的な“アップデート”や“バグフィックス”を受け取っている。このことはすなわち、元々あきれるほどの欠陥商品だということを表している」(マーチン氏)

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