グロービア、ERPシステムにSOX法対応を強化する新モジュールを追加

グロービアインターナショナルは、製造業向けERPシステム「glovia.com」に、SOX法対応を支援する新モジュール「glovia.com セキュリティーマネージャ」を追加する。

» 2005年08月31日 15時18分 公開
[ITmedia]

 グロービアインターナショナルは、製造業向けERPシステム「glovia.com」に、米企業改革法(サーベンス・オクスレー法:SOX法)への対応を支援する新モジュール「glovia.com セキュリティーマネージャ」を追加し、9月1日より販売を開始する。

 同社は先に、SOX法をはじめとする法規制への遵守を支援するため、変更されたデータの種類や時間、変更を行ったユーザーや履歴などを記録する「glovia.com オーディットマネージャ」と、権限/責任を持つユーザーに企業システム内で発生する事象をリアルタイムに通知し、対処方法を案内する「glovia.com アクションデスク」を提供してきた。

 今回追加されるglovia.com セキュリティーマネージャでは、部署や職制などの役割や権限に基づいてシステム利用を正当化したり、逆に制限を加えたり、状況に応じて例外設定などを実施することができる。glovia.comがもともと備えている機能を拡張してアクセス制御を強化し、ひいてはSOX法で求められている内部統制の確立を支援するという。

 glovia.com セキュリティーマネージャの価格は、1ユーザー当たり5万円から。導入にはglovia.comによるERPシステムの構築が前提となる。

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