日本アボセントは、Serial over LANに対応したシリアルコンソールスイッチを発表した。
日本アボセントは9月26日、Serial over LAN(SoL)に対応したシリアルコンソールスイッチを発表した。
SoLは、BMC(Baseboard Management Controller)にLAN経由のコンソールソフトから直接テキストで命令できる機能。CCMシリーズがこれに対応し、電源のオン/オフなどのIPMI(Intelligent Platform Management Interface)の機能にLAN経由でリモートアクセスが可能になった。
従来のCCMシリーズは、背面ポートとシリアルコンソールのポートを物理的に接続していたが、今回、バーチャルポート機能を搭載したことで、イーサネットポートを用いたLAN接続も可能にした。また、実装されたポートに加えて16個のバーチャルポートも使用できる。
同社は、GUIベースでのリモート運用管理にはDSViewを用いた「DSRシリーズ」を、コマンドラインベースにはCCMシリーズといった使い分けができるとしている。
価格は、「CCM850」が17万9000円(税別)、CCM1650が26万9000円(税別)、「CCM4850」が53万9000円(税別)。
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