キヤノンシステムソリューションズ、SurfControlのアンチスパムアプライアンスを発売

キヤノンシステムソリューションズは、英SurfControlが開発した企業向けメールフィルタリングアプライアンス「SurfControl RiskFilter」の販売を開始した。

» 2005年09月29日 21時42分 公開
[ITmedia]

 キヤノンシステムソリューションズは9月29日より、企業向けのメールフィルタリングアプライアンス「SurfControl RiskFilter」の販売を開始した。

 SurfControl RiskFilterは、英SurfControlが開発したアンチスパム/メールフィルタリング製品。Linuxをベースとしたアプライアンスとして提供されるため迅速に導入できること、15種類のテクノロジを組み合わせ、高い確率でスパムメールを排除することが特徴だ。

 具体的には、DoS攻撃やDirectory Harvest Attackへの対応が可能なほか、語句分析や経験則に基づいて学習を行うアンチスパムエンジンによってスパムを検出する。また、一定の時間内に同一のIPアドレスから多数の接続要求があった場合にスパムと見なし、ブロックすることも可能だ。

 スパム排除のポリシーは、ドメインや組織単位で設定できる。さらに、エンドユーザー自身の定義によるブラックリスト/ホワイトリストの設定が可能だ。

 SurfControl RiskFilterには、ユーザー数に応じて4種類のモデルが用意されている。価格は、250ユーザー規模のネットワークを対象とした「RiskFilter E5」が160万円から、5000〜3万ユーザー規模のハイエンドモデル「RiskFilter E30」は880万円から。

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