IRI-Com、セキュリティ企業3社と協力して包括的サービス「SEC110」を開始

IRIコミュニケーションズはSIDC、MBSDおよびセキュアヴェイルの3社と提携し、セキュリティのPDCAサイクル全般をカバーするセキュリティサービス「SEC110」を開始した。

» 2005年10月26日 19時56分 公開
[ITmedia]

 IRIコミュニケーションズは10月25日より、エス・アイ・ディ・シー(SIDC)、三井物産セキュアディレクション(MBSD)およびセキュアヴェイルの3社と提携し、セキュアなネットワークの構築から運用、評価までを一貫してサポートするセキュリティサービス「SEC110」の提供を開始した。

 IRIコミュニケーションズはこれまで、ネットワークオペレーションセンター(NOC)を通じて24時間体制の運用サービスを提供してきた。新たにセキュリティ専業企業3社と協力することにより、各社の強みを生かした総合的なセキュリティサービスを提供するという。

 SEC110では当初、「セキュリティ検査サービス」と「不正アクセス監視サービス」の2メニューから提供が開始される。12月には「Managed Firewall サービス」「ISMS登録取得コンサルティングサービス」を、また2006年3月には「サーバハードニング監視サービス」を提供する予定だ。

 その後も順次メニューを拡充し、リスク分析やセキュリティポリシーの設定、教育啓発から、安全なネットワーク構築に必要な機器の調達と構築作業、機器の監視やインシデント対応、セキュリティポリシー評価にいたるまで、セキュリティのPDCAサイクルすべてにまたがる支援を提供していく計画だ。

サービス価格は、セキュリティ検査サービスが1回あたり50万円から、不正アクセス監視サービスは初期導入費用が25万円、月額料金は6万円から。IRIコミュニケーションズでは同サービスを通じて初年度3億円の売り上げを目指す。

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