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» 2005年11月17日 16時41分 公開

the Microsoft Conference 2005 Report:MSCが開幕、バルマー氏はSQL Server 2005とVisual Studio 2005に自信を見せる

11月17日、マイクロソフトの企業向けカンファレンスであるMSCが開幕した。来日中のMS CEOスティーブ・バルマー氏も登場、新たなキープロダクトにおける意気込みを語った。

[柿沼雄一郎,ITmedia]

 11月17日、東京・港区のホテルでMicrosoft Conference(MSC) 2005が開催された。マイクロソフトとしては三つの大きな製品のリリースを発表する場となり、参加者の数も例年以上と盛り上がりを見せた。

 本開催で10回を迎えるMSCは、マイクロソフトの最新テクノロジーや新製品、ソリューションのすべてを紹介する無料のカンファレンス。企業におけるディシジョンメーカー、ITプロフェッショナル、デベロッパーに向けて、それぞれが抱える課題や問題点を解決するための個別セッションプログラムが行われる。同時にパートナーによるハードウェアやソリューションの展示会も開かれる。

 17日の東京会場の基調講演では、日本法人社長のダレン・ヒューストン氏、そして来日中のMicrosoft 最高経営責任者(CEO)、スティーブ・バルマー氏が登壇した。

 ダレン・ヒューストン氏は、改めてPLAN-Jの遂行を誓うとともに、「今回のMSCに50社もの企業にスポンサーとして参加していただきました。これはMSC開催以来初めてのことです」と深い感謝の意を述べた。また、「われわれの製品における品質の標準を決定しているのは日本のユーザー。フィードバックやコミュニティによるユーザーの声をさらに大切にしていく」と日本市場へのより深いコミットも明らかにした。

ヒューストン氏は本日付でVisual Studio ユーザーグループの発足も宣言した

 そしてスティーブ・バルマー氏が登場。昨日の来日記者会見に続く国内での講演となる。

エネルギッシュなパフォーマンスが印象的なスティーブ・バルマー氏

 SQL Server 2005、Visual Studio 2005、そしてBizTalk Server 2006のリリース発表の場となったMSCだが、バルマー氏によれば、今回の三つの新製品では、製品や技術の品質向上に向けたパートナープログラムの一つ、「テクノロジー アダプション プログラム(TAP)」が多く利用され、どの製品のリリース時よりも多くのフィードバックをもらったという。

 「これらの製品について、ようやくみなさんに展開していただく準備ができた。ベータプログラムやCTPテストでのフィードバックはすべて反映されている」として、製品が完全に仕上がったことを強調した。

 また、こうしたアプリケーションプラットフォーム製品は「人々(や情報)のつながり」を最終的な使命とするものであり、そのためには信頼性を高めることや、どういった用途で役に立つかといったことを常に考えて開発を行うことが必要だとバルマー氏は言う。講演では導入事例のビデオやパートナーによる協賛の祝辞をはさみながら、確実に製品としての完成度と知名度を上げてきた実績を紹介した。包括的かつ広範囲に対応できるプラットフォーム、こうした製品に仕上がった各プロダクトにバルマー氏は大きな自信を持っているようだ。

 午後からは各製品の詳細な機能にフォーカスしたセッションが開始され、多くの聴講者でにぎわっていた。

併設の展示会ではQ&Aコーナーも設けられており、ユーザーの疑問についてマイクロソフトのスタッフが回答にあたっている

 MSC 2005は17日の東京を皮切りに、大阪(11月24日)、名古屋(11月29日)、広島(12月1日)、札幌(12月6日)、福岡(12月9日)、仙台(12月13日)の7カ所で開催される。

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