倉庫管理のWebサービス化、BEAが事例公表

SAP R/3で構築されたシステムとBEA WebLogic Integrationの組み合わせにより在庫管理システムのリアルタイム化を実現した、とBEAが事例発表。

» 2005年11月21日 12時33分 公開
[ITmedia]

 日本BEAシステムズは21日、住友倉庫で実現された事例についての発表を行った。

 事例内容は、同社の「BEA WebLogic Integration」を使い、ERPパッケージ「SAP R/3」の導入企業に対して入出庫などの在庫データをリアルタイム管理することを可能としたもの。これにより、物品のトレーサビリティ活用、特定荷主企業における業務の効率化が実現されたという。

 今回のシステム構築内容では、ACOSとの通信機能提供がポイントとなっており、ACOS上のシステムで「サービス」としてビジネスプロセスから呼び出せることが特徴といえる。既存資産となっていたACOSを利用することが実現でき、比較的少ない変更でWebサービス移行が可能になったとコメントしている。

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