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» 2005年11月29日 19時36分 公開

管理も手間いらずのセキュリティアプライアンス――チェック・ポイント

チェック・ポイントは、中小企業向け統合セキュリティアプライアンス「Safe@Office 500シリーズ」を発表した。ソフトウェアアップデートなど管理面を自動化し、管理者を置けない中小企業のセキュリティニーズに応える。

[堀哲也,ITmedia]

 「セキュリティの管理まで手が回らない中小企業は多い」――チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは11月29日、中小企業向け統合セキュリティアプライアンス「Safe@Office 500シリーズ」を発表した。ソフトウェアアップデートなど管理面を自動化することで、専任管理者を置けない中小企業のセキュリティニーズに応える。

Safe@Office 500 Safe@Office 500

 「Safe@Office 500シリーズ」は、ファイアウォール、VPN、ウイルス対策、侵入防止、コンテンツフィルタリング、アンチスパムなど多種のセキュリティ機能を統合したゲートウェイセキュリティアプライアンス。大企業向けに提供している機能を中小企業でも簡単に導入・運用できるようにした。

 ウィザードによる容易な設定を行い、3段階に設定されたセキュリティポリシーを選択するだけで導入が可能(現在、管理インタフェースは英語となっている)。ソフトウェアの自動的アップデートサービスも付随し、導入後の管理の手間を省いた。同社のセキュリティ技術本部長の卯城大士氏は、「ゲートウェイにセキュリティアプライアンスを導入している中小企業からは、運用レベルでセキュリティ要件を満すことができないという声が聞かれる。Safe@Office 500はこれを引き上げることができる」と、中小企業ユーザーの開拓に自信を見せる。

 Safe@Office 500は、同社の最新のNGX技術をアプライアンス向けに最適化した「Check Point Embedded NGX 6.0」を搭載する。これにより、ウイスル対策機能やアプリケーションレベルの攻撃をブロックするIPS機能などが追加されたという。Safe@Office 500Wは無線LANアクセスポイントの機能も備える。

 また、中小企業には十分なセキュリティ予算を確保できないこともある。そのため、セキュリティ機能を削ぎ落とすのではなく、VLANやダイナミックルーティング、自動フェールオーバーなどすべての企業で必要されない機能を落とすことで低価格化したスタンダード版を用意した。「Power Pack」を購入すれば、これら機能も利用可能になるという。

 価格は、5ユーザーのスタンダード版で4万8000円など、ウイスル対策/IPSの年間サポートは1ユーザー当たり2万9000円(5ユーザーの場合)となる予定だ。Power Packは7万9800円としている。

マネージドサービスとしての提供も想定

 また、Safe@Office 500を提供してマネージドサービスを提供したい事業者向けの集中管理ツール「Security Management Portal 0.6」(SMP)もリリースする。SMPサーバからインターネット越しに数万台に及ぶ数のSafe@Office 500のポリシー設定や管理を行えるという。

 卯城氏によると、多くのデバイスを管理することになるため、Safe@Office 500からSMPに更新を確認に行く仕組みになっている。「プロバイダにとっても一度ポリシーを設定すれば、その後手を煩わせない」とアピールした。

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