MicrosoftのOffice Open XMLと互換性を備えたオフィスアプリケーション用の正式標準を策定するため、標準化団体のEcmaが技術委員会を設置した。
標準化団体のEcmaは、MicrosoftのOffice Open XMLフォーマットと互換性を備えたオフィスアプリケーション用の正式標準を策定するため、新しい技術委員会のTechnical Committee 45(TC45)を設置したと発表した。
TC45の設置は、MicrosoftのほかApple、Intel、東芝などが共同スポンサーとなって提案していた。
Office Open XMLフォーマットを標準化することで、既存のOffice文書のデータやフォーマット、機能を失うことなくEcmaのXML標準フォーマットに変換できるようになるとEcmaは説明。幅広いツールやプラットフォームでこの標準の採用を促し、文書コンテンツのアクセスや利用、検索の促進を目指す。
新しい標準は後方互換性を維持しながら新しく革新的なフォーマットと機能を備えたものとする意向。2006年末までに最初の版の完成を目指す。
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