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» 2005年12月21日 15時41分 公開

Sun、Niagaraサーバの無料試用プロモーション

SunはGalaxyサーバ立ち上げ時と同様、Niagaraプロセッサ搭載のSun Fireを顧客が無料試用できるキャンペーンを実施している。(IDG)

[IDG Japan]
IDG

 米Sun Microsystemsは、ユーザーにNiagaraプロセッサ搭載の「Sun Fire T2000」サーバを60日間無料で試用する機会を提供している。同サーバが立ち上げられた時に提案された90日間の「Try It Before You Buy It」プロモーションよりも短期間となる。

 60日間の試用はSunの社長兼COO(最高執行責任者)ジョナサン・シュワルツ氏が自身のブログで発表した。申し込みに関する情報はSunのWebサイトに掲載されている。

 T2000は12月初めにリリースされた(12月8日の記事参照)。このとき執行副社長兼マーケティング責任者のエニル・ガドル氏は、T2000とT1000を顧客とISV(独立系ソフトベンダー)パートナーが90日間試用できるようにすると話していた。Sunはこの日、同様の公式コメントも発表した。T2000は既に発売されているが、T1000は2006年3月以降に出荷される見込みだ。

 プロモーション期間を短縮した理由は不明だが、Sunは先にOpteron搭載のGalaxyサーバの増産で問題に遭遇した。

 T2000サーバはSunのマルチコアCPU「UltraSPARC T1」(コードネーム:Niagara)を基盤とする。Sunはプロモーションの一環として3種類の構成を提供している。1つは6コアサーバで、残る2つは8コアサーバだ。60日の試用期間の終わりに、ユーザーはサーバを使い続けるかどうかを選択できる。支払いは「試用期間中に完全に満足してから90日後に」延期できるとSunのサイトには書かれている。

 T2000の前に、Sunは実験として9月のGalaxyサーバ立ち上げ時に同様のプロモーションを行ったとシュワルツ氏はブログで述べている。

 「Sunに触れてもらうためにたくさんの無料サーバを新規顧客に配った。これはおおむね望んだとおりの効果があった。無料サーバ1台という投資に対するリターンは、最大15台の発注だった。ハードを試用した顧客から契約を取るのは、その製品に触れたことのない顧客よりもずっと簡単だ」(同氏)

 Sunは熱心に同社製品を使っていない顧客にNiagaraサーバの訴求力を拡大しようとしている。今回の試用プログラムは新たなビジネスを獲得する上で重要だということが証明されるかもしれない。

 T2000の試用プログラムは、Sunが子会社を置いている国で利用できるが、チリ、南アフリカ、ギリシャ、カザフスタン、アラブ首長国連邦、ポルトガル、トルコ、エジプト、サウジアラビア、イスラエル、スロバキア共和国は除外される。試用サーバは数が限られており、2006年6月30日まで提供される。

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