日本コンピュウェア、日本版SOX法を見据えた内部統制ソリューションを発表

日本コンピュウェアは、日本版SOX法の成立を見据え、IT業務に特化した内部統制ソリューションを2006年3月から提供すると発表した。

» 2005年12月21日 15時50分 公開
[ITmedia]

 日本コンピュウェアは12月21日、日本版SOX法の成立を見据え、IT業務に特化した内部統制ソリューションを2006年3月から提供すると発表した。

 内部統制においては、IT統制として業務処理統制と全般統制の2つを行う必要があるとされる。同社では、業務処理統制を支援するものとして、ドキュメント管理などを利用した「IT業務管理ソリューション」、リスクコントロールマトリックスに対応した業務、承認フローを構築する「ワークフローソリューション」を用意。全般統制に対しては、ソフトウェア品質の可視化と運用業務における最適なサービス管理を可能にする「ソフトウェア品質・運用ソリューション」を提供するという。

 2008年3月期から適用されるとみられる日本版SOX法は、財務諸表の信頼性を確保するために、内部統制活動を法律によって義務付けるもの。12月8日には、金融庁の企業会計審議会内部統制部会から基準案が公開されている。

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