Firefox、シェア10%に迫る勢い

NetApplicationsの統計によると、Firefoxのシェアは2005年末の時点で9.57%。Internet Explorerは85.05%に後退した。

» 2006年01月07日 08時16分 公開
[ITmedia]

 NetApplicationsが1月5日発表した2005年のブラウザシェア統計によると、Firefoxが10%に迫るシェアを確保した。

 Firefoxのシェアは2005年末の時点で9.57%。2004年末の4.64%から倍増した。「Firefoxは、普及ペース加速に向けた臨界点となり得る10%を目前にしている」とNetApplicationsは指摘する。

 MicrosoftのInternet Explorer(IE)はFirefoxに押される形で2005年を通じて後退が続き、2004年末に90.31%だったシェアは、2005年末には85.05%になった。

 AppleのSafariも健闘し、ブラウザの中で唯一、2005年を通じて毎月シェアを伸ばした。2004年末のシェアは1.56%で4位だったが、2005年末には3.07%でNetscapeを抜いて3位に浮上している。

 Netscapeのシェアは後退して2004年末の2.07%から、2005年末には1.24%になった。4位のOperaは2005年末で0.55%と、2004年末と変わっていない。

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