GMOが企業向けホスティング「CMSスタンダードプラン」提供開始

GMOホスティング&セキュリティは、同社提供のホスティングブランド「ラピッドサイト」で企業向けのホスティングサービス「CMSスタンダードプラン」を提供開始した。

» 2006年01月17日 12時38分 公開
[ITmedia]

 GMOインターネットグループのサーバ事業ならびにセキュリティ事業を担うGMOホスティング&セキュリティは、パナソニックデジタルネットワークサーブと提携。同社のホスティングブランド「ラビットサイト」でエンタープライズ向けのWebサイト構築・運用を行うCMS搭載のホスティングサービス「CMSスタンダードプラン」を1月16日より提供開始した。初期設定料は52万5000円、月額料金は12カ月契約で13万6500円、6カ月契約で14万7000円となっている。いずれも税込み価格。

 これらのプランでは、インストール作業やサーバ環境の運営管理はラビットサイトが行うことになる。このため、手軽に利用できるのが特徴という。またHTMLの知識がなくてもブラウザ上からページの作成・更新が行えるため、専任のWebデザイナーが居なくても管理可能な点を強調している。このほか、CMSの持ち味となる情報開示の承認フローのシステム化や、ナビゲーションやサイトマップの自動生成によるリンク切れ回避、Webページの公開や公開終了のタイミングの簡単設定といった機能も有している。

 これまで構築・運用コストなどからエンタープライズ向けCMSは自治体、教育機関、大企業など限られた層を中心に導入されてきたが、今回はCMS活用に最適化されたサービスとして安価に提供するもの。同社では、これまで導入が困難であった中小企業などによるネット上での情報発信の活性化などに貢献できるとしている。

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