NSD、不正端末の排除も可能な検疫ソフトウェア「Secure Network Platform」

日本システムディベロップメントは、日立製作所の「NX NetMonitor」をベースとした検疫ネットワークソフトウェア「Secure Network Platform」の販売を開始した。

» 2006年01月27日 11時56分 公開
[ITmedia]

 日本システムディベロップメント(NSD)は、日立製作所の「NX NetMonitor」をベースとした検疫ネットワークソフトウェア「Secure Network Platform」の販売を開始した。

 Secure Network Platformは、社内LANに接続しようとするPCのセキュリティ対策状況を検査し、ポリシーに合致した端末のみに接続を許可する検疫システム。OSのバージョンやパッチ適用状況、ウイルス対策ソフトの状態などを検査することができる。

 日立の不正持ち込みPC監視/排除システム、NX NetMonitorと連携することにより、端末が登録された正しいものか、あるいは不正な端末や個人所有の端末かどうかを確認することができる。また、検査の結果検疫VLANに隔離された端末については、Windows Server Update Services(WSUS)と連携することで、パッチ適用などの治癒作業を行うことが可能だ。

 Secure Network Platformの価格は、500ユーザーの場合で580万円など。NSDでは、VPN接続時に検疫を実現する「Secure Mobile Platform」と組み合わせることで、LAN環境とモバイルアクセス環境の双方をカバーできるとしている。

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