富士通の「PRIMEPOWER」が世界最高性能を記録 Javaアプリケーションベンチマークで

富士通は、UNIXサーバの最上位モデル「PRIMEPOWER 2500」がJavaアプリケーションベンチマークテストプログラムで世界最高性能を記録したと発表した。

» 2006年02月02日 13時11分 公開
[ITmedia]

 富士通は2月2日、UNIXサーバの最上位モデル「PRIMEPOWER 2500」がJavaで記述された業務アプリケーションのベンチマークテストプログラム「SPECjbb 2005」で世界最高性能を記録したと発表した。

 富士通が開発した64ビットプロセッサ「SPARC64TM V」(2.08GHz)128個で構成したPRIMEPOWER 2500で、毎秒115万7619回の処理を達成した。Java仮想マシンを16多重で実行しており、1多重あたり毎秒7万2351回となる。

PRIMEPOWER2500 PRIMEPOWER 2500

 SPECjbb 2005(SPEC Java Business Benchmark 2005)は、Javaで記述された業務アプリケーションが稼働するサーバの性能を評価するベンチマークテストプログラム。卸売業の業務である受注・配送・入出金処理・在庫管理・顧客情報管理などの処理をシミュレーションするため、実際の業務に即した処理性能指針として利用できる。

 同社は、米Sun Microsystemsと共同で次期SPARC/Solarisサーバを開発、2006年後半に提供する予定だ。「今後ともSPARC/Solarisを利用する顧客に、最適で最強のソリューションを提供していく」とコメントしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ