PCの情報漏えい対策ソフトをレンタル――オリックス・レンテックとNEC

オリックス・レンテックとNECは、情報漏えい対策ソフトのレンタルサービスで協業する。レンタルPCと一緒になったソフトウェアレンタルという形をとることで、情報漏えい対策ソフトの導入を容易にする。

» 2006年02月02日 13時29分 公開
[ITmedia]

 オリックス・レンテックとNECは2月2日、情報漏えい対策ソフトのレンタルサービスで協業すると発表した。

 オリックス・レンテックが提供するNEC製のレンタルPCにHDD全体の暗号化や操作ロックを行う情報漏えい対策ソフト「InfoCage/モバイル防御」をプリインストールして提供する。PCの盗難・紛失による情報漏えいが数多く報告されており、HDD全体の暗号化は必須の対策となっているが、レンタルPCと同じ数だけ必要な期間使えるソフトウェアレンタルという形を取ることで、情報漏えい対策ソフトを導入しやすくする。

 一時的に多数のPCをレンタルする企業や、セキュリティに関する専門知識を持つ人材が少ない中堅・中小企業に対し、情報漏えい対策ソフトの利用をより訴求できるとしている。

 同ソフトのレンタルサービス価格は月額800円。今後、ファイル操作履歴を記録・監視する機能など、InfoCageの機能についてもレンタルサービスを拡大していきたいという。

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