日本のITILファンデーション認定資格者、1万人を突破

エクシン・ジャパンは2月27日、日本国内のITILファンデーション認定資格者が1万人を突破したと発表した。国内1万人目の取得者は2005年11月24日に誕生した。

[ITmedia]

　エクシン・ジャパンは2月27日、日本国内のITILファンデーション認定資格者が1万人を突破したと発表した。国内1万人目の取得者は2005年11月24日に誕生し、2005年末段階では約1万1000人がITILファンデーションの認定資格を取得しているという。

　ITILファンデーションは、ITIL関連資格の基礎にあたり、その基礎概念やITサービスマネジメントのプロセスなどを理解していることを認定したもの。上位認定の｢ITILプラクティショナー｣｢ITILマネージャ｣を取得するために必要となる。

　ITILファンデーション資格取得者は、世界に30万人程度いるとされており、日本では2003年にユーザーグループとなるitSMF -Japan設立以来、急速に取得者が伸びている。

　itSMF Japan 試験担当理事の長野佳久氏（富士通株式会社 経営執行役）は「ITサービスマネジメントにおける共通概念、共通用語の普及はユーザー、ベンダー双方にとって重要だ。こうした人材の広がりを期待している」とコメントしている。