新しいデスクトップPC向けプロセッサのConroeは、「Averill」の一部として今年下半期に登場予定。来年にはデスクトップPCとサーバ向けの4コアプロセッサを投入する。
米サンフランシスコで開催のIntel Developer Forum(IDF)で3月7日、Intel上級副社長のパット・ゲルシンガー氏が今後登場予定の企業向けPC/サーバ向けプロセッサを紹介した。
新しいデスクトップPC向けデュアルコアプロセッサの「Conroe」は、「Professional Business Platform」(コードネームAverill)の一部として、今年下半期に登場予定。AverillにはConroeと新チップセットの「Broadwater」(コードネーム)、Intel仮想化技術、第二世代のIntelアーカイブ管理技術が組み込まれる。
デュアルコアサーバ/ワークステーション用プロセッサは年内に3種類を投入する。まず3月12日の週に超省電力プロセッサの「Sossaman」、続いて今月中に「Dempsey」を出荷。7〜9月期に登場予定のWoodcrestプロセッサでは、消費電力を35%削減、パフォーマンスは80%向上するとしている。
ゲルシンガー氏は来年登場予定の4コアプロセッサも披露した。デュアルコアサーバ向けの「Clovertown」(コードネーム)、ハイエンドデスクトップPC向けの「Kentsfield」(同)とも、2007年初頭に出荷予定。
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