Microsoftが計画しているWebベースサービス「Family Safety Settings」はペアレンタルコントロールをさらに進めたもので、コンテンツフィルタリングなどの機能を提供する。
米Microsoftは3月13日、新サービス「Windows Live Family Safety Settings」の提供計画を発表した。
同サービスは従来のペアレンタルコントロールを一歩進めたもので、ユーザーはこれを利用して、自分が不適切と判断したコンテンツから自身や家族を守ることができるという。
Family Safety SettingsはWebベースのWindows Liveサービスを介して、無料でユーザーに保護ツールを提供する。提供されるのはWebコンテンツフィルタリング、アドレス帳管理ツール、オンライン活動報告書など。これらの機能は、Windows XP SP2およびWindows Vista向けに、2006年中に全世界で段階的に提供開始される。
Microsoftは、Family Safety Settingsを使ったWebコンテンツフィルタリングやオンライン通信管理について保護者にアドバイスするため、米国小児科学界(AAP)などの専門家に協力を求めた。同サービスにはAAPの年齢別ガイドラインが組み込まれる予定だ。
Family Safety Settingsでは以下の機能が提供される。
Family Safety Settingsは現在、米国で非公開βテストが行われている。コンテンツフィルタリングとオンライン活動報告書は米国および一部地域で初夏に提供開始され、その後アドレス帳管理が年内に追加される見通し。
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