FTPはデータ転送に幅広く使用されているが、実は運用コストがかかっており、セキュリティ上の問題も指摘されている。スターリングコマースの「Connect:Direct」はこれらに対処するという。
データ転送にFTPを使うことは多いが、企業ネットワークで使用するには問題も多い。データ転送の運用管理機能がなく、認証機能がないなどのセキュリティ上の脆弱性も指摘されている。また、データ転送に失敗した場合のリカバリ機能がないため、最初から再開する必要がある。
このように業務レベルでFTPを使用した場合、エラー時および障害時の運用コストは無視できない額に達することもある。スターリングコマースは、マルチプラットフォーム、マルチプロトコル環境でセキュアなファイル転送を実現する「Connect:Direct」を提供している。Connect: Directを使えば、認証機能、エラー時の通知機能、データ転送の回復機能(リラン)、データ圧縮機能などを利用できるようになる。
ここでは、FTPの問題点、Connect:Directの有用性、FTPのTCO(総使用コスト)の試算例などについて説明する。
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