FC対応、大容量化など機能強化を図ったHP StorageWorks EVA新モデル

日本HPは4月11日、ミッドレンジクラスのストレージ装置「HP StorageWorks Enterprise Virtual Array」の機能を強化した新製品3モデルを発表した。ファイバチャネルの対応や最大120TBの大容量化などが図られている。

» 2006年04月11日 14時15分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカード(HP)は4月11日、ミッドレンジクラスの外付けディスクアレイ装置「HP StorageWorks Enterprise Virtual Array(EVA)」の機能を強化した新機種を発表した。モデルは「StorageWorks 4000-A/6000-A/8000-A EVA」3種類で、4月下旬の出荷となる。

 新モデルでは従来のEVAのRAIDコントローラを一新、データスループットの向上や容量の拡張を行った。ハイエンドモデルのStorageWorks XPシリーズと同様、4Gbpsのファイバチャネル(FC)をサポート(Windows環境の場合)。また500GBのFATA(Fibre Attached Technology Adapted)ハードディスクに対応し、最上位モデルの8000-Aでは最大120TBの物理容量を実現した。

 ソフトウェア面でも機能強化し、XP10000/12000の仮想ストレージ接続機能に対応。さらに筐体間の非同期データコピーのサポート距離延長、Oracleオンラインバックアップオプションの対応スナップショットの追加といった拡張を行った。

 価格は、4000-Aが363万3000円から、6000-Aが678万3000円から、8000-Aが1312万5000円から(いずれも税込)。

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