米Widevine TechnologiesにCiscoなどが計1600万ドルを出資した。Widevineの技術ではデジタル放送とビデオ・オン・デマンドのコンテンツを暗号化できる。
ダウンロード用コンテンツ保護を手掛ける米Widevine Technologiesは4月19日、Cisco SystemsとTELUSなどから計1600万ドルの出資を受けたと発表した。
Widevineの技術ではハードとソフトベースの暗号を利用して、デジタル放送とビデオ・オン・デマンドのコンテンツを暗号化できる。ソフトベースの「Cypher Virtual SmartCard」クライアントは、不正コピー対策としてIPビデオセットトップボックスなどに広く採用されている。同社の顧客は通信、CATV、衛星、インターネットサービス会社など90社以上。
CiscoではWidevineに出資した理由として、同社がコンテンツ保護とデジタルフォレンジックで主導的な立場にあり、オープンソリューションプラットフォームのアプローチを採っていることを挙げている。
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