総務省が情報セキュリティ対策啓発、6月9日に一斉呼びかけ

総務省は6月9日、Webサイトや電子メールを通じてセキュリティ対策の実施を呼びかける「情報セキュリティ対策の集中啓発」活動を行う。

» 2006年06月05日 15時41分 公開
[ITmedia]

 総務省は6月9日、インターネットのユーザーひとりひとりにセキュリティ対策の重要性を認識してもらい、適切な対策を行ってもらうことを目的に「情報セキュリティ対策の集中啓発」を行う。日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA)の協力を得て、Webページと電子メールを通じて情報セキュリティ対策を実施するよう呼びかける。

 この取り組みは、ウイルスやコンピュータへの不正アクセス、情報漏えいによる被害が拡大していることを踏まえ、情報セキュリティの重要性を認識してもらうことを狙ったもの。

 9日には、「ソフトウェアの更新」「ウイルス対策サービス・ソフトの導入」「パーソナルファイアウォールの利用」という情報セキュリティ対策の基本三原則を実施するよう呼びかける文書と動画を、総務省の「国民のためのセキュリティサイト」およびJAIPAと、JAIPA会員の各ISPのWebサイト上に掲載する。

 同時に、ISP各社では加入者に対し、情報セキュリティ対策を推奨する電子メールを送付。このメールには、対策を呼びかける上記ページへのリンクも含まれるという。

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