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» 2006年06月09日 07時00分 公開

Outlookに地図情報サービスを統合、Windows Liveの独自戦略 (2/2)

[Matt Rosoff,Directions on Microsoft]
Directions on Microsoft 日本語版
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交通情報の拡充 米国36都市部の地図で、車の流れ(平均の走行速度)や事故または工事についての情報などの交通情報も提供されるようになった。このデータはパートナーのTraffic.comから提供される。同社は官民から交通情報を収集するほか、一部地域では自社のセンサーやカメラを設置している。

Collections機能の強化 Windows Live Localの独自機能の1つとして、ユーザーが地図にコメントを付けられる機能がある。たとえば、シアトルにあるお気に入りのタイ料理の店のコメント付き地図を作成し、これを電子メールで送信したり、MSNやWindows Live Spacesのブログに投稿して、他のユーザーと共有することができる。ただし、初期バージョンでは1コメントあたりの文字数が150文字までに制限されていた。また、この機能の実現にはブラウザのCookieを利用していたため、コメント付き地図は一時的にしか保持できないうえ、別のマシンからアクセスすることもできなかった。新しいCollections機能では、これらの問題が解決されている。ほかの強化機能と同様に、コメント付き地図は作成者のWindows Live ID(Passport)に関連付けられるよう変更され、コメント付きの地図にはすべて専用の永続URLが割り当てられるようになった。他のユーザーは、Internet Explorerのお気に入りにこのCollectionsデータを保存できる。また、外部のWebサイト(会社や店舗のサイトなど)や写真(ブログ内の写真など)とCollectionsの各地図とを関連付けることもできる。

対象地域データの拡大 Windows Live Localはもともと米国内を中心とするサービスであったが、現在は対象地域が拡大され、詳細な道路地図を提供している地域は多数ある。英国版のWindows Live Localでは衛星航空写真(Getmapping提供)や企業リストが提供されるようになった。また、Blom Groupの協力のもと、ロンドンの鳥瞰図用イメージの提供に向けて作業が進められている。

SDKのアップデート Windows Live Localのアップデートと合わせてVirtual Earthマップコントロールもアップデートされた。このコントロールを使用すると、サードパーティがVirtual Earthの地図、画像、データ共有機能を各自のWebサイトに組み込むことができる。今回のアップデートでは、道路交通情報やCollections機能がサポートされたほか、検索および印刷機能も強化されている。また、Virtual Earth SDKの新版もリリースされ、このSDKを使用すると対話型地図用の新しいWebコントロールを試すことができる。

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