富士ゼロックスは、ネットワークアウトソーシングサービス「beat」に、「サイボウズ Office 6」の機能をASP形式で利用できるオプションを追加した。
富士ゼロックスは7月14日、専用アプライアンス「beat-box」を組み合わせたネットワークアウトソーシングサービス「beat」に、新たにグループウェア「サイボウズ Office 6」の機能を利用できるオプションサービスを追加した。
beatは、ファイアウォールやゲートウェイ型のウイルス対策機能を提供するアプライアンス、beat-boxと連携することで、安全なインターネット接続を提供するサービス。これまで、コンテンツフィルタのほか、リモートアクセスやモバイルメールといったオプション機能が提供されてきた。
新オプションの「beat ASPサービス for サイボウズ」は、富士ゼロックス側でサイボウズサーバを運営し、ASP形式でメールやスケジュール、設備予約、掲示板などのグループウェア機能を提供するサービスだ。
サイボウズサーバには、beat-box配下のネットワークからしかアクセスできないよう制限が加えられ、さらにVPN接続により暗号化されるため、高いセキュリティ環境で利用できることが特徴だ。また、サーバの運営を富士ゼロックス側が担うため、導入やメンテナンスに要するコストを抑えられる点もメリットとなる。
料金は、初期料金が1件当たり2万円、月額料金は5ユーザーまでで7500円。基本サービスとして「beat/basic」の契約が必要となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.