中小向けのディザスタリカバリ、1万円以下で開始

遠隔地へデータを二重化保存可能なディザスタリカバリ。高額なシステム構築が当たり前となっているが、ベストシステムズは月額7,350円で開始する。

» 2006年07月19日 15時19分 公開
[ITmedia]

 ベストシステムズは7月19日、月額7,350円から契約が可能なディザスタリカバリサービスを開始した。

 中小企業向けにも手軽に導入可能なことを売りとしており、同サービスは「Ez-DR」(イージーディーアール)として本年9月まで無償で提供されるもの。

 同社は製品発表のリリース内で、「昨今、大地震等の自然災害が発生した場合の事業継承計画(BCP)が重要視されています。本サービスにより、大地震等の自然災害やハードウェア故障によるデータ消失の際に簡単に重要なデータを復旧させることにより事業継承を図ることができます」とコメントしている。

 ディザスタリカバリの仕組みは、同社が提供する「DRエージェント」をソフトウェアインストールすることで、規定のバックアップセンター宛にデータが送信される。データセンターではサーバ上で二重保管され、暗号化も行っているという。

 サービス利用料金は、容量2.5Gバイト(実容量で5Gバイト)で月額7,350円。

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