連載
» 2006年08月12日 10時00分 公開

Debian GNU/Linuxではじめるサーバ構築:第2回:時刻やユーザーを設定して、viも学んでまずは一段落 (1/4)

前回までで日本語化やルートユーザーの使用方法などを学び、基本設定を一通り終えた。あとはサーバに必須の時刻設定やユーザーの追加・削除などを行っていけば、初期設定としては一段落を迎える。

[小川 弘幸(株式会社デフォッグ),ITmedia]

時刻の自動調整

 引き続き、今度は時刻の調整を行います。サーバ運営を行う以上、ログなどに時刻が入ってくるのは周知の事実です。しかし今回設定しているサーバの時計はまだ合わせていません。それにPC の内部時計はそれほど正確ではありませんので、一定期間ごとに調整する必要がでてくるのです。

 人が調整を行うよりもサーバ側で自動的に調整できるのにこしたことはありませんので設定してしまうことにします。もちろん何通りも方法はありますが、今回使用するパッケージは「ntpdate」です。

hiroyuki@debianserver : $ sudo apt-get install ntpdate  

 これだけであっという間にインストールが完了して時間の調整も済みました。しかし、これだけではいずれ時間のずれが大きくなるのは確実です。そこで「cron」コマンドを使用して一定間隔ごとに時間を合わせるように設定します。

 「cron」コマンドはWindowsでいうタスクスケジューラと同じで、設定された時間にあるプログラムを動作させるコマンドです。

hiroyuki@debianserver : $ crontab -e  

 これを設定するには次のようなコマンドを使います。おそらく現在は何も設定されていないので真っ黒な画面と下部に簡単なメニューが表示されているだけでしょう。ここに記述する内容は「何時何分にどのプログラムを実行する」です。

0 * * * * /etc/init.d/ntpdate start  

 このように記述すると毎時0分に「ntpdate」を実行と記述していることになります。

 記述の順番として、右側のファイル名および「start」オプションはファイルのディレクトリと開始指令ですので容易に想像できることでしょう。しかし左側はどうでしょう。これは以下のような順番で指定されています。

0[分] *[時] *[日] *[月] *[曜日]  

 後は時間のずれを確認しながらできるだけ長い間隔で調整するように設定してください。

       1|2|3|4 次のページへ

Copyright© 2010 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -