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» 2006年09月11日 08時00分 公開

SOA成功へのステップ動き出したSOAのいま(1/5 ページ)

Googleで検索すると「SOA」で1億2100万件、「Service Oriented Architecture」でも8490万件がヒットする。流行の「Web2.0」でもヒット数は3500万件にとどまっており、ここからも、SOAがいかに関心を集めるキーワードであるかが分かる。

[生熊清司,ITmedia]

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 生熊清司(ITRアナリスト)


 昨年から今年にかけて、SOA(サービス指向アーキテクチャー)という言葉を多く耳にしたと思う。Googleで検索すると 「SOA」で1億2100万件、「Service Oriented Architecture」でも8490万件がヒットする。流行の「Web2.0」でもヒット数は3500万件にとどまっており、ここからも、SOAがいかに関心を集めるキーワードであるかが分かる。

SOAを取り巻く現状

 一方、これほど話題になっている言葉であるにもかかわらず、「よく分からない」「ベンダーの宣伝文句?」といった声が上がる。逆に、「これからのシステムはすべてSOAにならなければならない」といった極端な意見もなきにしもあらずの状況で、評価が定まっていないのが事実だ。

 まずは、企業ユーザーが考えるSOAの重要度と取り組み状況を確認しておこう。ITRが情報システム部門および経営企画部門の部長以上を対象に371社から回答を得た「国内IT投資動向調査2006」(2005年9月実施)によると、SOAによるシステム構築に対する企業の重要度について、「高い」と回答した企業は6%を割り込むほど少なかった。一方で、「低い」と回答した企業は6割を超えた(図1)。

 また、取り組み状況では、79.6%が「まだ検討していない」と回答しており、ユーザーは、現時点において、SOAを現実的な選択肢としてとらえていないことが明らかになった。

図1 図1●「IT投資動向調査2006」(出典:ITR)
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