効率的なトラフィック管理でシステムリソースの100%活用をホワイトペーパー

膨大なトラフィックを扱うWebサイトでは、ロードバランサを使うのは常識と言ってもよい。だが、ロードバランサ自体がボトルネックとなることもある。

» 2006年10月30日 10時15分 公開
[ITmedia]

 企業のWebサイトでは各種のサービスを提供しており、膨大な量のトラフィックを処理しなければならない。特に大規模なWebサイトでは、その対策としてロードバランサ(負荷分散装置)を使うことが多い。このとき問題になるのが、トラフィックの振り分け方である。従来の方式は、全トラフィックをロードバランサに取り込み、相手先サーバへ配信するというものだった。これだと、ロードバランサのスループット性能がネットワーク処理能力の上限となってしまうという問題点があった。

 日立電子サービスの「enpia S Series」では、全トラフィックをアプライアンスに取り込むのではなく、DNSサーバと連携して、トラフィックをクライアント・サーバ間で直接やり取りすることを可能にしている。このため、enpia S Seriesがボトルネックとなるような事態は避けられる。また、各サーバの稼働状況も監視しており、障害時にはサーバフェイルオーバーが行われ、ノンストップサービスを可能にしている。

 ここでは、enpia S Seriesの特徴、主な機能などについて紹介する。

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