企業情報システムを取り巻く環境は著しく変化している。日本版SOX法に代表されるITガバナンスの要求はその最たるものだ。それらの要求を満たしながら、顧客へのサービス品質を向上させるにはITILを導入し、運用プロセスを改善しなければならない。
ITIL(IT Infrastructure Library)は、企業内の業務プロセスの最適化を実現するためのフレームワークだ。日本版SOX法(金融証券取引法)の全面施行が間近であり、ITILの導入を検討している企業も多いだろう。だが、ITILの導入は企業内の業務プロセスの変更を伴うため、それほど簡単なことではない。まず、内部統制に関わる管理手法そのものに習熟する必要がある。さらに、現場レベルでどのように導入するかについても煮詰めなければならない。
このような、ITIL導入における課題に対応するには、ITIL導入支援のためのソリューションを採用するのが近道だ。野村総合研究所の提供するITIL導入支援フレームワーク「Senju Service Management Framework(SSMF)」は、企業のマネジメントシステム基盤を強化するのに役立つ。
ここでは、SSMFの概要、ITサービスマネジメントの構築手法について解説する。2006年11月2日に開催された「NRI System Management Conference」講演資料。
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