有効性測定で継続的な改善を支援、アズジェントがISMS支援ツールの新版

アズジェントは、有効性測定機能を加えたISMS構築/運用支援ツールの新バージョン「M@gicPolicyCoSMO Ver.2.10」を発表した。

» 2007年01月30日 21時12分 公開
[ITmedia]

 アズジェントは1月30日、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の構築/運用支援ツールの新バージョン「M@gicPolicyCoSMO Ver.2.10」を発表した。

 M@gicPolicyCoSMOは、PDCAサイクル全般にまたがってISMSの構築および運用を支援するツール。資産管理にはじまり、リスクアセスメントや対応計画の策定、セキュリティ事件・事故の管理、内部監査支援といった機能を通じて、ISMSの継続的な運用、管理を実現する。

 新バージョンでは、リスク管理策やISMSがどの程度有効に機能しているかをチェックする有効性測定機能が追加された。ISO/IEC 27001やJIS Q 27001といった標準の要求事項に対応したもので、測定結果をデータベース化することにより、過去との比較やノウハウ蓄積を実現する。同様に、ISMSの有効性測定結果をマネジメントレビューのインプットとして活用することで、ISMSの継続的な改善につなげることも可能だ。

 さらに、M@gicPolicyCoSMO上で行われたリスク対応の結果を次回のリスクアセスメントに反映させるフィードバック機能により、結果の経年管理も実現できる。

 M@gicPolicyCoSMO ISMS適合性評価制度、BS7799、ISO/IEC 27001といった標準に対応しており、価格はオープンプライス。同日より販売を開始している。

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