Shareネットワークを可視化しファイルを検索するeEye製ツール、公開

住商情報システムは、米eEye Digital Securityが開発したP2P型ファイル交換ソフト「Share EX2」の可視化システム「Retina Sharebot」の提供を開始した。

» 2007年03月07日 11時26分 公開
[ITmedia]

 住商情報システムは3月7日、米eEye Digital Securityが開発したP2P型ファイル交換ソフト「Share EX2」のネットワークを可視化するシステム「Retina Sharebot」の提供を開始した。

 同社は先に、WinnyをはじめとするP2P型ファイル共有ネットワークを介して情報漏洩事件が多発したことを背景に、同じくeEyeが開発したWinny検出ツール「eEye Winny Scanner」と通信遮断ツール「eEye Winny Monitor」を公開してきた。Retina Sharebotも同様の趣旨で提供されるものだ。

 Retina Sharebotは、Shareの通信暗号解析結果に基づき開発された。Shareネットワークのノードの1つとして振る舞い、ほかのノードが持つキー情報をマルチスレッドで取得、データベース化する。キー情報には、交換可能なファイル名やハッシュ、ファイルが存在するノードのIPアドレスやポート番号といった情報が含まれており、これに基づき、ファイルの完全キャッシュがどのノードに存在するかを検索、特定することができる。

 同社はRetina Sharebotを活用することで、Shareネットワーク経由で流出した違法ファイルや個人情報の拡散状況などを容易に把握できるとしている。

 Sharebotには、巡回スレッド数を40に制限した「Retina Sharebot Personal Edition」と、巡回スレッド数は65535まで設定でき、補助データベースの組み合わせによって長時間の連続運用が可能な「Retina Sharebot Professional Edition」の2種類がある。前者は、個人利用に限り無償で提供される。また後者のProfessional Editionも、eEyeの脆弱性検査ツール「eEye Retina」のエンタープライズライセンス/コンサルティングライセンスを100 IPパック以上購入した顧客に、標準で無償提供されるという。

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