インフォア、次世代SCMソリューションの最新版を出荷開始

» 2007年03月19日 23時16分 公開
[ITmedia]

 日本インフォア・グローバル・ソリューションズは3月19日、サプライチェーン管理の重要な要素として最適な倉庫管理を実現する「Infor SCM Warehouse Management 9.0」の出荷を開始した。

 Infor SCM WMは、ワールドワイドで20年以上にわたって600社を超える企業への導入実績を誇る倉庫管理システム(WMS:Warehouse Management System)で、受注・出荷・請求管理から物流・代理店管理、品質保証や返品管理に至るまで、倉庫業務全般を支援し、産業別の倉庫管理要件を満たした機能を提供する。

 インフォアが提唱するアプリケーション連携のためのサービス指向アーキテクチャー戦略「Infor Open SOA」をベースに開発され、業界標準のESB(Enterprise Service Bus)の概念に基づき、ソフトウェアのコンポーネント化およびコンポーネント連携のしくみを提供している。これにより、各種SCM(Supply Chain Management)やERP(Enterprise Resource Management)、BI(Business Intelligence)など外部システムとの連携だけでなく、顧客のニーズを柔軟かつ迅速に取り入れるためのさまざまな機能が用意されている。さらに、サプライチェーン管理全体をカバーするインフォアの各種パッケージ製品との連携もいっそう容易に。倉庫管理システム単体ではなく、こうした各種エンタープライズアプリケーションとの連携でトータルなソリューションを提供することができるのが、インフォアの大きな強みだ。

 Infor SCM WM 9.0は、外部との連携だけでなく、倉庫内の効率化、クロス・ドッキング、労務管理報告書などにおいても最高レベルの機能を提供。このほか、ヤード・マネジメント、イベント・マネジメント、パフォーマンス・マネジメント、トランスポーテーション&ロジスティクス、RFIDなどを外部拡張機能として提供している。

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