Simplicitaが提供するシステムでは、フィッシングサイトやURLのタイプミスで表示されるエラーページをYahoo!の検索結果に置き換える。
米SimplicitaはYahoo!と提携し、フィッシングサイトやエラーページをYahoo!の検索結果に置き換えるシステムを、インターネットサービスプロバイダー(ISP)向けに提供すると発表した。
このシステムでは「Simplicita NXD」とYahoo!検索を統合。ユーザーが存在しないドメインをリクエストしたり、「www.yahoo.cmo」のようにURLをタイプミスした場合、Yahoo!の検索結果にリダイレクトする。これにより、悪質なサイトの閲覧やエラーメッセージの表示を防止する。
表示されたYahoo!検索でISPの加入者がスポンサー付きリンクをクリックすると、ISPに収益が分配される仕組み。加入者側で設定を変更してオプトアウトしたり、プリファレンスを設定することも可能。
システムはSimplicitaからISP向けに、即日無償提供を開始する。Simplicitaのボットネット対策セキュリティシステム「ZBX」と組み合わせて利用することも可能。
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